【幸せ嫉妬の乱】(殴り込み発生)村社会一家全員で押しかける【第3話】
下兄の発言が、義兄の妻の逆鱗に触れたことによる、殴り込み発生事件です。
義兄が運転する車を先頭に、村社会一家全員が乗り込むワンボックスカーが妻の実家に向かった。
妻の実家に向かい、全員で襲撃を加えた!
今回は、どのような襲撃を加えたのかを記載します。
(ネタバレ:暴力・器物破損発生)
↓の記事の続きです。
既に辺りは暗くなり、外の灯りといえば歩道を照らす街灯と、妻の実家に向かう2台の車のヘッドライトだけだ。
先頭の車両にのった、義兄はバックミラーに映る村社会一家の車を見てこれから始まる抗争をシミュレーションする。
どうしたら、村社会一家の持つ怒りを実家の両親に伝えられるだろうか。。。
どうしたら、自分が怒ってる様子を村社会一家にアピールできるのか。。。
妻の実家に飛び込んだ義兄は一目散に、 妻の実家の玄関に飛び込む。
続いて、村社会一家全員が乗ったワンボックスカーも妻の実家に到着した!
続々と物凄い勢いで、妻の実家になだれ込んだ。
駐車場に残ったのはドアを閉めてもらえず、ドアが開いたままの2台の車だ。
まず最初に、義兄はリビングにあったテレビにパンチを食らわす!
バランスを崩したテレビはフローリングに落ち、パネルにヒビが入った。
(器物破損発生!!)
テレビのリモコンが宙を舞い壁に当たり、電池が飛び散る。
続いて叫ぶ!!
義兄:「(下兄)はどこだ!!?」
妻の両親は震え上がる。
既に妻の実家は、村社会一家に取り込まれていた!逃げ場はない。
社会一家(5 人)vs妻の実家(2人)
の構図だ。
まさに、ヤ○ザ映画の抗争勃発だ。
村社会一家側の父親(義父)はヤ○ザの風貌そのものだ。
ちょび髭をはやしており、ガタイもでかい。
マジで怖い。。
ヤ○ザが、平和な家庭に濁流の如くなだれ込んできた状態だ。
この時、下兄は別の部屋にいた。
私の妻の母は恐る恐る別の部屋にいた下兄を呼び出した。
下兄は、戦場と化したリビングに降りてきた。。。
義兄:「てめぇ、(義兄の妻)になんて口聞いてんだ!!」
ここで、義兄は妻の下兄を蹴飛ばす。(暴行事件発生!!)
続けて、義兄は妻の父の胸ぐらを掴み叫ぶ!
義兄:
「お前(妻の父)の育て方が悪いからこうなるんだ!!」
と、妻の父の下兄への育て方が悪いから、義兄の妻を激怒させたという理屈をこねた!
(それをあえて言いたいなら、妻の父の義兄の育て方が悪かったから今の義兄になった、だろ)
ちなみにまた記載するが、義兄の妻が激怒した原因は、義兄の妻の「下兄の両親はおかしい」発言に対し、下兄は「普通だと思いますよ」という会話なのだ。
どう考えても、「あんたの親はおかしい」と発言した義兄の妻の方がおかしいと思うが・・・
義兄:「悪いと思ってるなら、(妻の父)が下兄を殴れ!!」
(強要事件発生!!)
妻の父は下兄を殴る!
でも、安心してください。
良識のある皆さんなら驚くかもしれませんが、これは妻の父の演技なのです。
妻の父と下兄は強い信頼関係があるので、下兄もこの場を荒立てないで収束させるには、こうやるしかなかったのかはしっかりと理解しております。
間一髪いれず、次は義兄の父が、妻の父に向かい叫ぶ!
(第2波)
義兄の父:
「これが、あんた(妻の父)に対する義兄の気持ちだ!!」
つまり、妻の父が本当に悪い人だから、仕方なく義兄は暴力沙汰を起こしているんだという、村社会特有の摩訶不思議な理屈です。。暴力ですら正当化できるのです。あの人たちは。
この時、義兄の父は正義感に満ちた実に気持ちの良い顔をした。
「・・・決まった(ニヤリ)」
まさに、これをやりたかったのだ。
正義感(?)を振りかざし相手をマウントすることが、田舎者には快感なのだ。
続けて第3波だ。
ヒステリックになった義兄の妻が泣き叫ぶ!
義兄の妻:
「ぎゃーん!あんたたちの育て方が悪いから!」
「ぎゃーん!(村社会一家)をどれだけ馬鹿にすれば気が済むの!!?」
「ぎゃーん!(妻の下兄)若造のくせに!結婚してもどうせすぐに問題起きるから!!」
義兄の妻は、ヒステリックになると必ず泣きながら怒りをぶつける。
例えるならば、駄々をこねている子供のようだ。
いや、その通り子供なのだ。うまく自分の気持ちを言語化できないので、必ず泣き騒ぐことから始まる。
今回もそうだ・・・
続いて第4波!
義兄の母:
「(妻の下兄)君!あんた結婚したら人付き合いが大切なんだよ!」
「こんな両親(妻・下兄の両親)とあなたと結婚する人がうまくいけるとは思えない!!」
(他人の嫁・姑問題に勝手に口出してきた!)
まだここまでなら耐えられる・・・
いや、頑張れないと耐えられないが、ギリ頑張れる。。
なぜならば、村社会一家のガス抜きをさせてやればいいのだ。。私たちは下を向いて時間をすぎるのを待てば、いつか解放されると思っていた。。。。
しかし、甘かった。
事態はさらに深刻化していった。。。
次の義兄の母の発言で下兄・妻の両親は卒倒した・・・
義兄の母:
「(下兄)君、私があなたの両親の事を、お嫁さんに説明するから、お嫁さんをこの場に呼び出しなさいよ!」
もはや狂ってるとしか思えない・・・
まだ結婚していない、これから結婚する下兄の嫁(当時は彼女)をこの修羅場に呼び出しを命じたのだ。
この発言で、さらに村社会一家はいきり立つ。
特に、これから結婚するカップルへの幸せに嫉妬している義兄の嫁は目を輝かせて、早く呼べと下兄に迫る。
時間は夜の10時は回っていた。。。
何度も下兄は夜遅いという理由で、下兄の嫁(当時は彼女)を修羅場に呼びつけることを断り続けたが、村社会一家総出での罵詈雑言に耐えかねて、電話を手にした。。
震える声の中、、
電話に出た下兄の嫁(当時は彼女)はいつもと違う様子にすぐに感づいた。。。
下兄:「悪いけど今来られる??」
下兄の嫁(当時は彼女):「分かった。今行くね。。」
受話器から冷気が伝わったのだろうか。。いつもは明るい下兄の嫁も凍りついた声で答えた。
最後に、これも驚く話だが当時小学2年生の下兄の子供はこの修羅場の一部始終をリアルタイムで特等席で見ているのだ。
時は既に10時を回る。。。
子供がこんな遅い時間、ヤ○ザの抗争をリアルで見ている。。
この状態を村社会一家はどう思っているのだろうか。。。
どんな大人に育ってしまうのだろうか。。。
どんな大人になろうと、村社会一家の理屈では常識のない私たちが悪いという理屈で処理されるのは目に見えているのだが。。。
そして次回、初の村社会一家と下兄の嫁(当時はまだ彼女)が対面することになります。。。
次回へ続く