【幸せ嫉妬の乱】(殴り込み発生)村社会一家全員で押しかける【第2話】
義兄の妻が、妻の下兄の結婚の知らせを聞いたことに発し、義兄の妻vs妻の下兄との間に揉め事が発生した。
今回はその後、義兄を含め村社会一家がどのようにして、妻の実家に殴り込みに仕掛けたかを記載します。
↓の記事の続きです。
義兄の妻は、妻の下兄の「うちの両親は非常識ではないと思いますよ」発言に大激怒した。
なぜならば、村社会の考え方は排他的で他人の意見は認めない。村ではよそ者の意見を考慮することなどありえないのだ。
激怒した義兄の妻は、義兄に怒鳴りつける。
義兄の妻:「やっぱり、あんたの実家の人は頭おかしいよ!」
(頭おかしいのは自分の思い通りにいかないことがあるたびに、怒鳴りつけたり、泣き散らしたり、四六時中電話かけまくるあなたの方だと思うが・・・)
それを聞いた義兄は黙ってはいられない。
なぜならば、一緒になって怒りを共有しないと村社会では生きていけないからだ。
怒っている人がいれば、共に怒らなければいけない。
薄情な人とみなされるからだ。
情を大切にする村社会では薄情な人は敵とみなされる。
例え、パフォーマンスであってもいい。
一緒に怒って、怒り狂ってれいれば、村社会の中では安泰なのだ。
義兄にも自動的に火がついた!
義兄:
「よし!俺が実家に行ってあいつらを説得して、間違いを認めさせてやる!」
義兄の目は血走っている。
義兄は咄嗟に台所に行って包丁を手に取った。。。
それを見た義兄の妻は満足そうな顔をした。
実際に包丁を持って、ひと暴れすることを楽しみにしているわけではない。
自分のことを思って、度を越したことをしようとしていることに満足しているからだ。
村社会特有の思想、、「相手のことを思う気持ち」が働いているからだ。
相手のこと(=義兄の妻)を思って、共感して、度を越してまで怒っている。
このことは素晴らしいという発想なのだ。
流石に包丁を持って殴り込みに行くと、逮捕されると悟った村社会一家の両親は、
「包丁は持っていくな!」
と、義兄に命令した。
義兄は「神」からの忠告は絶対に従う。
(ちなみに包丁を手に取ったというイピソードは、殴り込み前に(義兄の妻)が電話で妻の母に伝えた事実です)
義兄は包丁を捨て、ひとり車に飛び込み、アクセルを踏む!
その後を村社会一家がワンボックスで後を追う。
その車には、村社会一家全員が乗る。
内訳は
- 義兄の妻
- 義兄の子
- 義兄の父
- 義兄の母
家族全員だ。
どれもこれも、村社会の危険な独特の思想を持ち、争い事を好む。
例えるならば、「上弦の鬼」全員集合である。(時事ネタ)
なぜ、義兄の両親も参戦したのだろうか?
それは義兄の両親は、義兄の怒りに便乗して、妻の両親にマウントを取りたいのだ。
我々が正しいのだ!誤っているのはお前らだと正義感を振りかざして、相手を圧倒したいだけだ。
(ここでも村社会独特の排他的な思想が働いている)
時間は既に夜の9時を回る。
義兄の子に至っては、まだ小学2年生だ。
そんな時間に、子供を抗争のために連れ回す。
こんなことを目にしてきた子供は、一体どんな大人になるんだろうか。。。