義理の姉の結婚式に全員参加しろ
これは、義兄の義理の姉の結婚が決まった時のこと。
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私たちは出たくもない義兄の義理の姉の結婚式に無理やり出させられました。
(登場人物の関係が複雑で申し訳ありません。。。)
会ったこともない人の結婚式に出ろと言われても、、、って感じです。
もう一度言います。
私たち(計5人)は一度もあったことがない人の結婚式です。
もちろん、私たちにとっては参加する義理もありません。
会った事のない遠い親戚ですから。
一般社会で生活する良識のある皆さんなら、おそらく「おめでとうございます。」と伝えて出席はしないと思いますが、私たちは出席しました。
なぜならば、結婚式を断った場合、100倍になって罵詈雑言が来るもが目に見えているからです。
断った場合の状況はおそらく下記です。
義兄:「なんで、結婚式のこねーんだよ!」
私たち:「だって、会った事ない人の結婚式だし・・・」
義兄:「いいから、来るんだよ!」
私たち:「会った事のない人の結婚式に出るのはおかしいよ。行きたくないです。」
義兄:「おりゃ〜てめ〜訳わからねー事いってんな!」
四六時中、電話での恫喝が続き、まともな日常生活などできません。。
ということで、苦渋の決断で出席しました。
もちろん、ご祝儀も収めさせていただきました。
ご祝儀という名の「上納金」ですが。。。
恐ろしい。。。
上納金(5万円)を収めることで、上記の罵詈雑言の恫喝がなくなると思えば、安いものです。
義兄はなぜ、ここまでして私たちに結婚式の参加を迫ったのでしょうか?
それは、義兄は村社会一家に対して、いい顔をしたかったのです。
俺の実家の全員、結婚を祝福するために来てくれましたよ。とでも言いたいのでしょう。
義兄は、私たちへの迷惑なんて全く考えていません。
村社会で生き抜くには、一般社会で暮らす我々への迷惑など、どうでもいい事なのです。
そんなことより、村社会一家が満足すれば、義兄の立場は安泰でいられるのです。
話は変わりますが、
みなさんは村社会の結婚式に参加されたことはあるでしょうか?
物凄い衝撃を受けますよ。
何がすごいって、
- 参加者がすごい
- 結婚式の余興がすごい
今回の結婚式の新郎新婦は30代半ばでした。
我々一般社会で30代半ばの結婚式であれば、参加者の比率はおおよそ
- 会社:40%
- 友達:30%
- 親戚:30%
となりますが、村社会ではそうではありません。
村社会の場合、
- 近所の人:60%
- 親戚:20%
- 会社:10%
- 友達:10%
となります。
なんと、メインの層が圧倒的に「近所の人」なのです。
その「近所の人」も村社会ではほとんど高齢者です。
いわゆる、じっちゃんばっちゃんがメインなのです。
(濃い濃いぞー村社会の人付き合いは。こんな村に移住でもしてきたら、じっちゃんばっちゃんの格好の餌食になるぞー)
次にすごいのが、結婚式の余興がすごい!
我々一般社会であれば、新郎新婦が30代の夫婦に対しての余興は、友達の余興が新郎・新婦側でそれぞれ1回で計2回程度でしょう。
しかし、村社会の場合は全く違います。
もはや、じっちゃんばっちゃんのカラオケ大会です!
しかも全部、演歌!(聞いたこともない曲)
しかも怒涛の2時間ぶっ続けコーース!
これでもか〜っというくらい、じっちゃんばっちゃんの演歌・演歌・演歌です。
1年分いや、5年分の演歌を聞きました。
演歌オンパレードです。
最終的には気分を良くした義兄の父が、余興に割り込んで歌う始末w
もはや、新郎新婦のための余興ではなく、じっちゃんばっちゃんのカラオケ大会です。
この余興で楽しんだのは一体誰でしょうか・・・
楽しんだのは結局、近所のじっちゃんばっちゃんだけだと思います。
田舎の村社会では、高齢者か権力を持ち結婚式の内容を決める権利など若い世代には無いのです。
年寄りの言いなりになっている結果、この様に余興は演歌のカラオケ大会になってしまったのです。
おそらく村社会一家で最も権力を持つ義兄の父が中心となり、新郎新婦の意見など無いものとして、式場側と段取りを決めて行ったのでしょう。
ちなみに・・・・
新郎は大手企業に勤める極めて良識のある社員です。
後で村社会の異常性に気がついたのでしょう。
後から聞いた話によれば、程なくして離婚したそうです。